【イタリアの蚤の市のこと、木靴のこと】
晴れ女のわたくし。蚤の市の日に雨だった記憶がありませんが、初めて訪れたミラノの週末は二日ともどしゃぶり。やっていることを願いながらいつもよりゆっくり出発。晴れていたら大規模だっただろう郊外の蚤の市。時折前が見えないくらいの大雨で駅を出て数歩でびしょ濡れになった。
がらんとした駐車場には、来てはみたものの商品を出すのを諦める店主、はたまた早めに来たお店は慌てて店じまいをしている。そんな中、数件のお店が出ていた。雨が完全に入らないよう、商品の上にビニールシートがかけられて、ほとんど開店休業中ではあるが、雨が商品にかかるのも気にする様子もなく、楽しくおしゃべりしている店主もいた。
こんな日に出店する物好きがいるものだ。と、こんな日に買いに来る物好きは思う。
そんな土砂降りの日に出会った美しい木靴。オランダではクロンペンと言われ、海抜の低い湿地に適した防水効果の高い靴として、今でもガーデン用、安全靴として使われているよう。100年前の写真を見ると、普通に木靴を履いている人々に「本当に履いてたんだ!」となんだか感動してしまう。
こちらの木靴は残念ながらどこのものかはわからないとのことですが、調べてもあまりない珍しい浅い履き口タイプの木靴で、レザーのストラップが付いていて、とても履き易いです。(25センチ幅広の私が履いて前方、幅に余裕があります。木靴で痛そうなので、分厚いソックスを履いたほうがよさそうです。小さめの足の方でもソックスで調整できそうです)
●美しい彫刻の木靴●
・買い付け地:イタリア
・年代:不明
・美しい装飾彫刻
・レザーのストラップ
・排水用?引っ掛ける紐を取り付ける用?の穴が開いています
◼【サイズ】(おおよそ cm・CM)
・外側 幅:10.5、長さ:29、高さ:7
・内側 幅:8.5、長さ:26
※ハンガリー200フォリントコインは、日本の500円玉くらいの大きさです
◼【カラーなど】
・木製 ナチュラル系 (カラー白系、グリーン系、赤系) レザー(ブラウン系)
※モニターにより違って見えてしまうことがあります
◼【状態など】
・あせ、ハゲ、スレ、汚れ、傷、欠け、ひび割れ ※画像ご確認ください
※その他、古いお品ご理解ください