【イーラーショシュのこと】
初めてハンガリーを訪れた2009年 郊外の可愛らしい村のおみやげ屋さんの壁に飾られていた美しい刺繍のタペストリー。出会った時の衝撃は今も忘れられません。
見たこともないような真紅の太い糸で、鳥のモチーフや文字が綴られて、織物のようでもあるハンガリーの伝統刺繍イーラーショシュ。
あの時からずっと この美しい刺繍に恋しています。
●ホームスパンのリネンにハートシダ●
・買付地:ハンガリー
・年代:ビンテージ
・リネンのホームススパン地に、リネンが混ざったようなコットン系の刺繍糸で刺されています
・長年手慣れた迷いない刺し目
・おそらく、1970−80年頃にハンガリーからルーマニアカロタセグ地方を観光で訪れた際に、村の女性が家で刺したものを、お土産として買われたものではないかと思います
・バラ、シダなどがあしらわれています
・そのままクッションカバーとして、バッグなどにリメイクされても素敵です
【サイズ】(おおよそCm)
・W:53.5、H:41
【素材・色】
・キャンバス ホームスパン手紡ぎ リネン地 (アイボリー クリーム)厚地
・糸(素材不明) 赤
※画像はなるべく近い色目が出るようにしていますが、パソコン画面により、実際のお色目と異なる場合がありますので、ご注意ください
【状態】
・70−80年代くらい
・この時代の枕カバーとしては比較的状態が良いものです
・破れ、刺繍ほつれ →閉じ目部分1センチほど。フリンジよれ、ほつれ気味
・穴 →閉じ目部分1センチほど
・全体的に完全に左右対称的ではありません。歪みあり
・閉じ目部分に糸で縫い目が加えてあります。
・あせ→刺繍部分小程度
・シミ、黄ばみ →画像では映らないのですが、裏面中央部分に15センチほど、うっすら黄色みに変色(リネンの特性で 水に濡れた部分がシミになりやすい
※ビンテージ商品ご了承ください
※お洗濯はネットに入れて洗濯機(手洗いモード)でできます。ピーパチでお洗濯した時は、刺繍糸色落ちはありませんでしたが、すぐに脱水、干してください。
※天然繊維のため、蛍光剤が入っていない洗剤をご使用ください。
※シミの原因となりますので、水に濡れた部分がシミになりやすいため、すぐに全体を濡らして脱水、干してください。