●画像の左から2番目のもの
【ルーマニアトランシルバニア地方 コロンド村の陶器】
ルーマニアのトランシルバニア地方は、第一次大戦前までハンガリーでした。ルーマニアになってから100年、今もなおハンガリー人の心のふるさとでもあり、文化や伝統が色濃く、ハンガリー語を話す方も多く、昔ながらの生活をされている方も多い土地。
ピー姉が、蚤の市で手に入れた素敵な陶器の裏にハンドペイントで「KOROND」と書かれていたことをきっかけに訪れることができました。
日本から三日かけて到着した山の中のかわいい陶器の村。
近隣の陶器の技法がさびれるにつれ、その技術を吸収し、既存の伝統技術に取り入れ、多くの工房が切磋琢磨しながら発展してきたコロンド村の陶器。
家族が主体となった小さな工房で、すべてが手作業。工房ごとに特徴のあるデザインで絵付けされた素朴であたたかな陶器たち。
●小さな 水差し型の花瓶●
・買付地:ハンガリー
・年代:ビンテージ(トランシルバニア地方を訪れたお土産品としてハンガリーの家庭で飾られていたもの)
・Korondの文字が取手部分に入っています
・チューリップの伝統模様
・実際にお花を飾るより、大切なお部屋を飾られる水差し型花瓶。トランシルバニア地方の村では、2個対にハの字にして壁に飾られることが多いです。
・野の花など素朴なお花やドライフラワーなどを飾っても
【サイズ】(センチ cm おおよそ)
・高:10.5 幅:7.5(取手含め)
●ハンガリー200フォリントは日本の500円くらいの大きさ
【素材・色】
・素焼き陶器に表側釉薬、絵付け
・アイボリー系、赤系、黒系
【状態】
・古いもの
・傷、汚れ →小程度
・釉薬のかけ、釉薬の剥がれ →ところどころあり
・陶器のかけ → 小程度 底部分など
※釉薬が剥がれてしまいますので、汚れのお手入れは控えめにしてください